※ AIによる要約
OpenAIは12月19日、Mac用デスクトップアプリに新たなアップデートを導入。このアップデートでは、アプリとの連携機能(ベータ版)が追加され、Appleの「メモ」、Notion、Quip、Warpなどのアプリケーションと直接連携できる仕組みが実装されています。
この機能はMacOSのアクセシビリティAPIを利用しており、ChatGPTが対応アプリの内容を直接読み取ることで、ユーザーがコピー&ペーストを行わずに、作業中の情報をもとに質問やリクエストを送ることを可能に。
今回のアップデートでは、以下のアプリケーションが新たに対応しました。
- ノート・メモ系:Apple「メモ」、Notion、Quip
- 統合開発環境(IDE):Xcode、VS Code、JetBrains
- エディタ:TextEdit
- ターミナル系アプリ:Warp、Terminal、iTerm、Prompt
この拡張により、コーディング以外の業務でもChatGPTの支援が活用できるようになり効率化を促進。
具体例として、Notionでウォーキングツアーの資料を作成中、情報が不足している箇所を選択し、「ポイントをまとめて」と指示すれば、ChatGPTが即座に必要な情報を提供します。資料をコピーして貼り付ける作業やファイルアップロードが不要であり、「高度な音声モード」を併用すれば音声を通じたリアルタイムのやり取りも可能です。これにより、作業効率は大幅に向上します。
OpenAIのケビン・ワイル氏は、デスクトップアプリがブラウザでは実現できない機能を提供する重要なプラットフォームだと強調。今後もさらなる機能強化を進める方針を示しています。