OpenAI、新AIモデル「o3-mini」発表!無料利用も可能に

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  • OpenAI、新AIモデル「o3-mini」発表、低コスト高性能を実現
  • 無料版ChatGPTでも利用可能、推論速度向上
  • API提供開始、推論コスト93%削減を強調

※ AIによる要約

OpenAIは2025年1月31日、新たなAI推論モデル「OpenAI o3-mini」を発表。

このモデルは、OpenAIが提供する推論専用のAIモデルの中で最もコスト効率が高いとされており、より高い性能を持ちながら低コストで運用可能。さらに、OpenAIの推論モデルとしては初めて、ChatGPTの無料ユーザーでも利用可能に。

OpenAI o3-miniの推論性能についても詳細なデータが公開。モデルが推論にかける労力に応じて「low(低)」「medium(中)」「high(高)」の3つの設定があり、グラフを見ると「medium」設定でも「OpenAI o1-mini」を上回る性能を発揮。

さらに、推論の労力を増やすことで「OpenAI o1」よりも高いスコアを記録。博士レベルの科学問題を解くテストにおいても「OpenAI o1」より優れた結果を示しており、その応答精度の高さがうかがえます。

推論速度の比較データも興味深い。「OpenAI o1-mini」は最初のトークンを返すまでに10.16秒を要したのに対し、「OpenAI o3-mini」は7.7秒という高速処理を実現。無料版ChatGPTにおいて「medium」設定の推論が可能になっており、実際にアクセスするとチャット入力欄に「理由」ボタンが追加。このボタンを押して質問を送信すると、OpenAI o3-miniによる応答が生成されます。

ChatGPT Plusのユーザーは、より高い推論労力を使用した「OpenAI o3-mini」の利用も可能。さらに、APIも提供されており、入力が100万トークンあたり1.1ドル(約171円)、出力が100万トークンあたり4.4ドル(約686円)で利用できます。

OpenAIは「OpenAI o1と比較して推論コストを93%削減できる」と説明しており、コストパフォーマンスの向上が強く打ち出されている。

⇒詳細はこちら(OpenAI公式HP)

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