AIリーガルテックのローハイブ、米市場進出へ63億円調達!

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  • ローハイブ、シリーズAで4000万ドル調達
  • アメリカ法市場進出に向けたAI活用
  • AIプラットフォームでコスト50%削減目指す

※ AIによる要約

ロンドンを拠点とするAIを活用したリーガルテック企業、Lawhive(ローハイブ)が、シリーズAラウンドで4000万ドル(約63億1000万円)の資金を調達したと発表しました。この資金調達は、シリコンバレーの大手ベンチャーキャピタルであるGV(旧グーグル・ベンチャーズ)と、ニューヨークのTQベンチャーズが共同で主導し、多くの注目を集めています。

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ローハイブは、新たな資金を活用してアメリカ市場への進出を加速させる予定です。アメリカの消費者向け法律サービス市場は、1300億ドル(約20兆5100億円)という巨大な規模を誇り、この挑戦は彼らにとって大きな一歩となるでしょう。同社の共同創業者であるピエール・プロナーCEOは、「ローハイブは弁護士の仕事をテクノロジーで補強し、市場の重要なニーズに応える」と述べ、法律サービスをより身近で手頃なものにするというビジョンを強調しました。

ローハイブの大きな特徴は、AIを搭載したプラットフォームによる革新です。このプラットフォームは、弁護士の事務作業を自動化し、クライアントのコストを最大50%削減することが期待されています。特に「Lawrence(ローレンス)」というAIボットは、パラリーガルや若手弁護士が従事していた業務を支援でき、英国の弁護士資格試験であるSQEのパート1にも合格しています。

さらに、ローハイブは消費者と弁護士を結ぶマーケットプレイスも展開しています。これにより、従来の法律事務所が提供するサービスよりもコストを抑えた法律サービスを提供可能です。GVのパートナーであり弁護士でもあるヴィドゥ・シャンムガラジャ氏は、「ローハイブの技術力と業界に対する新たなアプローチに感銘を受けた」とし、企業の今後のグローバル展開に期待を寄せています。

ローハイブの動向に注目が集まる中、このシリーズAラウンドがもたらす資金は、法律とテクノロジーの融合による新たなサービスの創出に寄与することが期待されています。

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